「きっちん・まきしま」への想い・・・

「きっちん・まきしま」への想い・・・

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地域に広まり親しみがあり、利用者にもひらがなでわかりやすい「きっちん・まきしま」と命名し、配食事業を開始しました。槇島・宇治川福祉の園の給食作りとお弁当受注を主な業務としています。
 1年目は、職員2名、利用者2名でスタートしました。作業服の着方、手洗いの仕方など、衛生面での指導を徹底して行うことから始め、食堂の清掃、食器の準備、洗い物・調理補助(盛り付け)等少しずつ出来ることを増やしていきました。
 お弁当の注文も少しずつ増えていき、利用者の作業や事業が形となってきています。プランターなどで、薬味やお弁当の添え菜を育てることも利用者の作業として、楽しみながら行いました。
 事業開始2年目の平成25年度は、宇治川福祉の園の給食を受託。嗜好調査や給食委員会での要望を受けて、できるだけ季節感を出し、バラエティーに富むメニュー作りを心がけました。常時メンバーも2名増員。利用者同士の仲間意識も芽生え、とても良い関係で、協力しながら作業を進めることができるようになりました。また、栄養管理ソフトを導入し、食品発注やカロリー計算、献立作成を効率かつ正確にできるようにもなりました。利用者の作業も広がり、多くの作業種目を適性に応じて進めることができた時期です。
 工賃については、工賃規定改正により、「きっちん・まきしま手当」を規定したことで、工賃がアップし、利用者の作業意欲の向上となりました。お弁当業務も、パックシール貼り、箸袋作り、配達、市役所ロビー販売など、作業を拡大することができ、「きっちん」の常時メンバー以外で、興味をもっている利用者にも携わる機会をつくりました。
 今後も、さらにお弁当業務を充実させる為、内容の充実を図ることや販路拡大、お弁当用食材の仕込みなどを行って、利用者の関わりを拡大していきたいと思っています。

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